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クレジットカード雑学50

クレジットカードと
個人情報保護法
(前半)

インターネットとパソコンの急速な普及により、誰もが多くの情報を簡単にコピーしたり移動させたりすることが可能になりました。このような背景から、企業などが持つ大量の個人情報が不正流出するという事件が相次いで表面化しています。

個人情報保護法は、こういった世の中の状況の中で生み出されたものです。個人情報保護法の趣旨は、企業が個人情報をしっかりと管理するように指導するものであると言うことができるでしょう。

個人情報保護法が適用される対象は、個人情報データベースを用いて5000人を超える個人情報の取り扱いをする「個人情報取扱事業者」に限定されています。

この個人情報保護法においては、個人情報の定義は、現在生存している個人についての情報であり、当該情報に含まれる氏名や生年月日、その他の記述によって特定の個人を識別することが可能であるものとされています。

これをクレジットカード業界に当てはめると、それぞれのクレジットカード会社では、申し込み者がクレジットカードの申し込み時に記入した個人情報は、入会審査のためだけに使うこと、また収集した個人情報は個人信用情報機関に登録することなどが求められるようになり、これらの内容はクレジットカード会社のWEBサイトにある申し込み用画面や、郵送される申し込み書の中に明記され、そのクレジットカードに入会を希望する人の目につくようになっています。



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